オゾン発生装置

オゾンとは

オゾンは、3つの酸素原子からなる酸素の同素体です。特有の刺激臭を持つ気体で、大気中にもごく低い濃度で存在しています。オゾン自体は、不安定な分子であるため、徐々に分解して酸素になります。
酸化力が非常に強く、殺菌、脱臭、脱色、有機物分解等の分野で利用されております。オゾン自体の残留性も少なく、空気が原料であることから、利用が進んでます。

オゾンの用途

脱臭、脱色、殺菌、有機物分解等

ラインナップ

OZ-150

  • 仕様:80ppm – 120ppm程度 6L/min.(濃度:空気の湿度の状態によっても変わります。)
  • 電源:AV100V 50Hz/60Hz
  • 形状:W220xH130xD280
  • 消費電力:30W

特徴:シンプル、小型化、高濃度

注意:
オゾンに関する基準等
作業環境基準 日本産業衛生学会 許容濃度  0.1 ppm(0.2 mg/m3 )(提案年度 1963 年)
労働者が 1 日 8 時間、週 40 時間程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物質に曝露される場合に、当該有 害物質の平均曝露濃度がこの数値以下であれば、
ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響がみられないと 判断される濃度。

室内環境基準
①アメリカ合衆国食料医薬品局(FDA) 0.05 ppm(24 h)(最大許容濃度)(1992 年)
②日本空気清浄協会 オゾンを発生する器具による室内ガスの許容濃度(設計基準、暫定)(1967 年) 最高 0.1 ppm 平均 0.05 ppm

オゾン発生電極

オゾン発生装置の電極の開発をしております。2500ppmまで濃度を確認しております。
作動するには写真の他に、空冷、高圧電源、ポンプ等が必要です。

セ ラミックスに圧膜処理を実施し、任意のサイズの電極を作製できます。無声放電部分に空気を流すことでオゾンを発生します。

セ ラミックス製品に対する各種金属の薄膜処理も可能です。随時お問い合わせください。
アルミナ96~99.5%に対するパターンニング 薄膜スパッタ+メッキ(下地、Cu+Ni+Au等)、厚膜 Ag系等のパターンニング可能です。